フリーランスエンジニア一年目はブログで仕事獲得に繋げる

ネット社会の口コミ

フリーランスとして活躍するためには仕事を依頼される必要がありますが、独立当初の残念ながらほとんど誰も自分の存在を知らない中でいきなり仕事を依頼される望みは薄いと言えるでしょう。会社勤めをしていれば会社という後ろ盾があるため、社名や社内における肩書のおかげで初対面の相手であってもある程度の信用を勝ち取ることができるものですが、フリーランスの場合には特に独立当初であればなおのこと社会的な信用が低いというのが厳しいながらも現実なのです。
しかし、今の世の中インターネット上には世界中から発信される情報で溢れているのであり、このような時代のクライアントの中にはネット上で希望に合うような仕事相手を探しているという場合もあります。あるいは案件を依頼する前にフリーランスのそれまでの実績や能力を確かめる意味でブログやSNSなどを参考にしているということもあるのです。つまり決してフェイストゥーフェイスとは言えないながらもネット上における口コミ効果がリアルな世界と同じく通用する部分もあるというわけです。

ブログによる情報発信

フリーランスとしての営業ツールとしても充分に活用することのできるブログを始めてみるのも良いでしょう。ITやWebに関連する業務内容であるならばなおのこと直接的なアピールになるでしょうし、そうでなくても自分自身の確固としたコントロールの下、日常的に情報を発信することができるということはリアルな世界では中々難しいものであり、やり方次第ではその影響は決して小さくないのです。もちろんフリーランスとして実際の案件の依頼や受託に漕ぎ着くに至るまでには山あり谷ありでそう簡単なものではないでしょう。
しかし、日々積み重ねる情報を意識的に業務内容に関連するものに集中させつつ一般の人やクライアントにとって有益なもの、あるいは読み応えのあるもの、興味を惹くものになるよう質を高める努力を払っていれば少しずつ読者が増えてくるものです。そしてその読者は更なる読者を呼び込むようになりやがて仕事の依頼に結び付くようになるかもしれません。情報が溢れている現代では選択肢が広がって一見便利なようですが、逆にその情報をどのように取捨選択するのかという判断が大変難しくなっているのであり、結局身近な人や知っている人からの紹介などの口コミに頼ることになりがちなのです。フリーランスの仕事においても結局は取引相手と信頼関係を結ぶことができ長く良好な関係を保つことができれば、お互いにメリットがありネット上とはいえ口コミの効果は大きいのです。